幸福の豆の物語は、写真の鷹が山鳩を捕んだまま、ろまんの道に舞い込んだ時より始まりました。
平成15年11月13日の事です。
写真の人物は、ろまんの道のオーナーです
この日、テレビ局の取材があり、世界一大きな象豆の話をした。
南方の島やアフリカでは、幸福の豆と言われていると。
次の日、テレビを見た7〜8人のご婦人が、幸せにあやかりたいと豆を買いに来られ、話で盛り上がっている中に、突然 大きな鳥が舞込んできた。
鳥は鷹の一種で、山鳩を持って店内に入ってきた。
鷹は壁にぶつかり、脳震盪を起こしたのか、目はクリクリ動かしていたが、動けないでいた。
私は更紗で覆って捕まえ、庭先で逃がしてやった。
鷹は空高く舞い上がり、何度も円を描いて、南の山へ消えて行った。
その夜、鷹がくれた山鳩を家族4人、焼き鳥にして楽しんだ。
普通、話はそれで終わりである。
しかし、幸福の豆の話は、それからが始まりだった。
空を舞うハイタカの雄
空中で追いかけながら、後ろから鷲づかみする
130km以上のスピードを出すハンター
片羽を拡げたハイタカ
羽を拡げれば80cmの大きさになる
一見、オオタカに似ている